オサムシに言われちまった。「キヨシロヲ〜よ、OLD BOYポタリングの話、日光で止まってるぜ」。確かに…。というわけで、今回は7月27日(土)、まさに夏真っ只中に開催された大洗海岸に次ぐ海編「銚子ポタリング」について書こう。
で、書いている今は、もう11月。すっかり朝夕は寒くなり、しかも毎週土日は雲行きがおかしくて、どうも乗らない日々が続いている…。だからか、ブログ更新も随分久しぶりになっちまった。気を取り直して先へ進もう。
午前6時30分、マサさんが我が家へ到着。いつもならば遠征は、マサさんのスバル フォレスターにて出動だったが、なんと前日にオーバーヒート。そのため、オレのサファリでの出発となった。
初めに向かうは、オサムシの働くイオンモールWILD-1つくば店駐車場。順調に進み8時50分に到着した。ここで、オサムシの購入したばかりのオンロード車カラミータをサファリに載せ、今日の目的地銚子へと向かった。初めて荷台へ3台載せたのだが、案外上手く収まって、流石は1ナンバーと自分の愛車を心の中で褒めてあげた。
これまでOLD BOYポタリングは、すべて快晴の中行われたが、この日は、朝から白い雲が立ちこめていて、それは茨城も千葉も同様の雰囲気だった。こりゃ、どっかで雨に降られるかも、そんな思いでクルマを走らせた。利根川沿いを走らせ、かもめ大橋を渡り、本日のスタート地点となる神栖市土合体育館駐車場には、午前11時15分に到着した。やはり千葉はそれなりに遠い。しかも、『いつからでも雷雨になりますよ』的な雲がなんとなく北の方から立ち込めてきている。
『いざ、銚子へ』、急いで柔軟運動も済ませ出発。波崎には昼頃に着き、風力発電風車を背景に記念撮影。この辺りは、たくさんこれがあってホント驚く。さらにペダルを踏むと、地元ローカルサーファーたちが波から上がり、帰り仕度する姿がぽつりぽつりと見えた。やはり、海なし県のオレたちに彼らは眩しく見える。
雨に出会いたくないので、雲を突き放しながら南へ走らせた。念願の銚子大橋には12時23分に到着。う〜ん、感激。成せば成る。物見遊山でヤマサ醤油工場を探し、やっと見つけたら入口で見学受付をしなければ入れないようなので、ここはスルーして昼飯処を探そうとなった。インターネットでマサさんが候補を3つばかり出していれくれたので助かった。入った店は『浜めし』、決め手はやはり値段だった。オレとマサさんは1,300円の三色丼、オサムシだけは、シンプルに刺身定食
800円でいった。いつも、マサさんがクルマを出してくれているから、今日ばかりはオレがビールを我慢すれば良い。二人はこれに生ビールをつけて乾杯となった。なんとなく曇天なのだが、やはり暑い。だからオレは水でも十分に美味かった。
13時45分にここを出て、次なる目的地『ウォッセ21&銚子ポートタワー』へ向かった。14時11分に着き、何かお土産でも買おうと物色したが、『う〜ん』。期待して来た割には何かテンションが上がらない。建物の作り方なのかどうかは判らないが、人気は多くなく賑わいも乏しい。『銚子』という地名の大きさで、イメージを膨らませてきたので、少しがっかりした。これに比べ、茨城県那珂湊の市場は、大変活気がありその雰囲気の良さにも感心した。商売は難しい。
ならば、本日最後の目的地犬吠埼に行こうと相成り、ちょいと走って14時30分には到着した。ここまでの走行距離は約24キロ。思っていたより漕いでない。お決まりのソフトクリームを頬張った後は記念撮影。だが、ここも何か物寂しい。良く言えば昭和の観光地なのだけど、もう少し楽しませてほしい。こうして見ると茨城県は頑張ってんな。
北の空が怪しく見えてきたので14時55分には出発。帰りに、銚子電鉄で有名な『ぬれ煎餅』の看板を見つけ煎餅屋に立ち寄り、あとは雨が降ってくる前にスタート地点へ戻ろうと必死にペダルを漕いだ。
16時5分に駐車場到着。急ぎ自転車をクルマに積みをつくばへと向かった。今にも雨が降り出しそうなので短い時間でオサムシに別れを告げ、高速に乗ると程なく雨が降り出し大雨となった。それでも真岡市を通っていたら、この雨の中、花火が上がっていた。後で聞いたら、その直後に中止になったそうな。ホント今年の夏は、いきなりの雨と雷雨で驚いた。さぞ、どこでも祭りは大変だったろう。
我が家へ着いたのは8時過ぎ。その間、ずっと土砂降り模様だったが、それでもポタリングでは降られなったから良しとしよう。こうして茨城に続く千葉編は無事に終了した。